将棋の王位戦七番勝負の第6局が、9月8日と9日の2日間、神奈川県秦野市でおこなわれました。藤井聡太王位が伊藤匠二冠に140手で勝ち、シリーズの成績を4勝2敗としました。これで王位のタイトルを守り、7年連続での防衛になりました。
王位戦は、先に4勝したほうがタイトルを手にする「七番勝負」です。1局を2日かけて指すのが特徴で、1日目の終わりには次の一手を紙に書いて封をする「封じ手」という決まりがあります。長い時間をかけて考えるぶん、体力と集中力も勝負を分けます。
相手の伊藤匠二冠は藤井王位と同じ学年で、子どものころから競い合ってきたライバルです。今回のシリーズも星を取り合う展開になり、第6局も最後まで結果の読めない戦いになりました。
将棋は、相手の手を予想しながら、何十手も先を考えるゲームです。今はコンピューターで研究する棋士もふえ、戦い方はどんどん変わっています。テレビやインターネットでの中継も人気で、対局があった町には見学やおみやげを目当てに人が集まります。一つの勝負が、文化としても地域としても広がっています。