物を買うときにはらう消費税のうち、食料品にかかるぶんが、2027年4月1日から2年間だけ8%から1%に下がることになっています。物の値段が上がるなかで、毎日の食事の負担を軽くするための一時的なしくみです。
ただし、この下げは2年で終わります。2029年4月には1%から8%にもどるため、その月から買い物の負担が急にふえてしまいます。政府は同じ2029年度から、収入に応じてお金を配る「所得連動の給付」を本格的に始める予定です。
ところが、この給付がわたされるのは毎年秋の予定です。それでは4月から秋までのあいだ、負担だけが先にふえてしまいます。そこで政府のなかで、秋にわたすぶんの一部を4月に前だおしして、1年に2回に分けて配る案が出てきました。9月6日に報じられたもので、まだ検討の段階です。
税金は、学校や道路、救急車などみんなで使うものを支えるお金です。下げれば買い物は楽になりますが、そのぶん使えるお金は減ります。どちらをどれだけにするのかを考えるのが、国の大きな仕事のひとつです。