キッチンをつくる会社クリナップの研究チーム「おいしい暮らし研究所」の調べで、包丁を持っている人の割合が少しずつ下がっていることが分かりました。パートナーと暮らす20代から60代の女性では、2011年に99.7%だったのが2025年は96%。20代にかぎると88.9%で、9割を下まわりました。
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ケイザイくん:「10人のうち1人は包丁を持っていない、ということだね。」
理由のひとつは、切らなくてよい食べ物がふえたことです。洗って切ってある「カット野菜」や、材料と調味料がそろった「ミールキット」がスーパーにたくさん並ぶようになりました。調理器具も進み、キッチンばさみだけで作れる料理もふえています。
共働きの家庭がふえ、料理にかけられる時間は短くなっています。SNSでは「手間をかけることだけが愛情ではない」という考え方も広がりました。料理をやめたのではなく、軽やかに手作りする形へ変わってきた、という見方です。
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ケイザイくん:「暮らしが変わると、売れる商品も変わる。会社はそこを見ているんだ。」
道具の持ち方が変われば、売れる食品やキッチンの形も変わります。家の台所にどんな道具があるか、数えてみると面白い発見があるかもしれません。