飛行機は、外側をきれいに洗う必要があります。よごれがつくと空気の流れが悪くなったり、機体のいたみを見つけにくくなったりするからです。JALグループは8月28日、この洗う作業を手伝うリモコン式のロボットを、成田空港に入れると発表しました。
このロボットは全長8メートル、高さ2.5メートルの大きな機械で、スウェーデンの会社がつくりました。大型から小型まで、いろいろな種類の飛行機に対応できます。人がリモコンで動かしながら、人とロボットが同じ場所で協力して働くタイプです。JALによると、こうしたロボットを使うのは国内の航空会社では初めてです。
いまの洗浄作業は、飛行機が飛ばない夜の時間に、専門のスタッフ8人が6時間かけて行っています。高いところにのぼる作業もあり、体への負担が大きい仕事でした。ロボットが手伝うことで、高所作業の危なさや、洗う薬にふれるリスクをへらせると考えられています。
JALは操作の訓練をしたうえで、2026年のうちに本格的に使いはじめる予定です。空港で働く人が足りないという課題もあるなかで、機械と人がどう役割を分けあうのか。これからの働き方を考えるヒントになりそうです。