経済協力開発機構(OECD)は9月8日、「PISA2025」の結果を公表しました。PISAは、世界の15歳の生徒を対象に、およそ3年ごとにおこなわれる調査です。日本は参加した国・地域のなかで、読解力が4位、数学的リテラシーが5位、科学の分野が5位でした。
3つの分野はどれも、OECDの平均点を上回りました。いっぽうで、3分野とも前回の2022年の調査より平均得点は下がっています。順位だけでなく、点数そのものの動きも合わせて見ることが大切です。
PISAは、教科書の内容をおぼえているかではなく、読んだことを使って考えたり、身のまわりの問題を数や科学の知識で説明したりする力をみます。結果は各国の教育の方針を考えるときの材料にも使われます。
学んだことは、大人になってからの仕事や暮らしにつながります。新しい技術が次々に生まれる時代には、知らないことを自分で調べ、考えて説明する力がますます役に立ちます。順位を気にしすぎず、「なぜだろう」と思ったことを調べてみる習慣を大切にしたいですね。