インドネシアの火山「アナク・クラカタウ」が、現地時間の9月6日早朝に噴火しました。この火山はジャワ島とスマトラ島のあいだの海にある島です。火山灰は高いところで1万5000メートルまで上がったと発表されました。飛行機が飛ぶ高さよりも、ずっと上です。
そのため各地の空港は、安全のために飛行機を飛ばさない判断をしました。止まったのは8つの空港です。そのなかには、火山から150キロ以上はなれた首都ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港もふくまれます。あわせて1500便以上が欠航したり遅れたりして、約17万人が空港で足止めされました。
飛行機が止まると、人が動けないだけではありません。旅行や仕事の予定がくずれ、飛行機で運ばれるはずだった荷物もとどきません。インドネシアは日本とも行き来の多い国なので、空の便が乱れると日本にも影響が出ることがあります。
インドネシアの防災の役所は、津波のさしせまった心配はないと発表しました。けが人や避難の指示も伝えられていません。灰のようすを見ながら、空の便は順に元にもどしていく予定です。止める判断は大変ですが、命を守るために大切な仕組みです。