日本時間の9月2日朝に日本へ伝わったニューヨーク市場のニュースによると、その前の日のアメリカで原油の先物(10月限)が大きく値上がりし、1バレル90.55ドルで取引を終えました。前の日より4.79ドル高く、上がり幅は5%をこえました。
きっかけは、中東のホルムズ海峡で大型の石油タンカー2せきが攻撃を受けたと伝えられたことです。ホルムズ海峡は、世界の石油を運ぶ船がたくさん通る細い海の道です。ここが通りにくくなると石油が足りなくなるかもしれない、と心配する人が増え、買っておこうとする動きが強まりました。
日本は石油のほとんどを外国から買っています。石油はガソリンや灯油になるだけでなく、電気をつくったり、プラスチックの材料になったりします。だから原油のねだんが上がると、時間をおいて身のまわりのいろいろなねだんに影響が出てきます。
資源のねだんは、その時その時のできごとで大きく動きます。日本では、省エネルギーの技術や、太陽光・風力などの再生できるエネルギーを増やす取り組みも進められています。エネルギーをどう用意するかは、世界共通の課題です。