ドイツの自動車会社フォルクスワーゲン(VW)が、会社を立て直すための計画を正式に決めました。2030年までに、はたらく人をさらに5万人減らすという内容です。すでに発表ずみの分とあわせると、10万人規模になる見こみだと伝えられています。
なぜ立て直しが必要になったのでしょうか。大きな理由のひとつが、安い電気自動車(EV)をつくる中国のメーカーなどが力をつけ、競争が激しくなったことです。さらにアメリカが輸入品にかける関税も、会社のもうけをおさえる要因になっています。
計画は「Future Plan 2030」という中期の経営計画の一部で、2030年までに売上にしめるもうけの割合を9パーセントにする目標をかかげています。採算が合いにくいドイツ国内の4つの工場については、別の使い道をさがすことも検討されています。
車の世界は今、ガソリン車から電気自動車へと大きく変わろうとしています。変化のとちゅうでは、会社のかたちを作り直す動きがあちこちで起きます。日本の自動車会社も同じ変化の中にいます。これからどんな車が生まれるのか、注目してみましょう。