9月3日、全国の会社のようすを調べている帝国データバンクが、8月の景気の調査結果を発表しました。全国2万2060社に「景気はよいですか」と聞き、1万560社から答えが返ってきました。結果を数字にすると44.6で、前の月より1.0ポイント高くなりました。上がるのは4か月続けてです。
調べた10の業界のうち8つがよくなりました。とくに物をつくる「製造」が45.6、物を運ぶ「運輸・倉庫」が43.8と元気でした。夏に買い物をする人が増えたことと、AIや半導体に関係する注文が伸びたことが、全体を引っぱりました。
ただし、よい話ばかりではありません。10の地域のうち9つはよくなった一方で、九州だけは43.5と前の月より0.4ポイント下がりました。地震のえいきょうで行事が中止になったり、お客さんや荷物の流れが止まったりしたためです。熊本は39.1で、4年6か月ぶりに40を下まわりました。
これからについて調査は、ゆるやかによくなっていくと見ています。AIに関係する注文や復旧の工事が支えになる一方で、原油のねだんや金利の上昇は重しになるといいます。「景気」は目に見えませんが、こうして数字にすると、みんなで話し合えるようになります。