8月31日、食品会社のハウス食品グループ本社が、子会社の壱番屋を売ることを考えていることが分かりました。壱番屋は、カレーの店「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営している会社です。1978年にできて、2026年2月の終わりの時点で、日本国内に1285店、海外に218店をひらいています。
会社が会社を持つことがあります。持っているほうを「親会社」、持たれているほうを「子会社」といいます。ハウス食品は2015年に、およそ300億円をはらって壱番屋を子会社にしました。それを今度は手放すかもしれない、というわけです。理由は、これから伸びると考える仕事に力を集めたいからだと説明されています。
もうひとつの理由は「親子上場」をやめることです。親会社も子会社も、どちらも株を売り買いできる形になっていると、どちらの株主の考えを大事にするかがむずかしくなります。この形を整理して、お金の使い方をむだなくする狙いがあります。
会社が売り買いされても、お店やカレーの味がすぐになくなるわけではありません。新しい持ち主のもとで、これまでどおりお店が続くことがほとんどです。いつも食べているカレーの後ろに、会社どうしのつながりがある。身近なお店から経済が見えてくる話題でした。