8月29日の朝、日本に大きなニュースが伝わりました。その前の日、アメリカのニューヨークの市場で、円が1ドル=160円09銭まで安くなって取引を終えたのです。途中では160円20銭まで円安が進みました。やく1か月ぶりの円安・ドル高の水準です。
円が安くなりすぎないように、日本の政府と日本銀行は「円を買ってドルを売る」という作戦をしていました。財務省が8月28日に発表したところでは、7月30日から8月26日までに使ったお金は15兆3993億円。1か月ぶんとしては過去最大でした。2026年の合計は27兆1342億円になり、こちらも過去最大です。それでも円安の流れは、まだ変わっていません。
円安には、こまることと、いいことの両方があります。外国から買ってくる食べものや燃料は、同じ量を買うのに多くの円がいるので、値段が上がりやすくなります。いっぽうで、外国に品物を売る会社や、外国から来る旅行者をむかえるお店には、うれしい面もあります。
為替の数字は、テレビやラジオのニュースで毎日流れています。まずは「きょうは何円かな」とさがしてみると、世界と日本のつながりが見えてきます。