8月18日、中東産原油のめやすとなる「ドバイ原油」のねだんが、1バレル91.8ドルになりました。7月下旬以来、4週間ぶりの高い水準です。世界のめやすである北海ブレントの先物も91ドル台、アメリカのWTIも85ドル台と、どちらも3週間ぶりの高値でした。
ねだんが上がったのは、中東をめぐる話し合いが行きづまり、原油がこれまでどおり運ばれてくるのか見通しが立たなくなったからです。原油は世界中で使われているので、「足りなくなるかもしれない」と思う人がふえるだけで、ねだんは上がります。
日本は原油のほとんどを外国から買っています。原油はガソリンや灯油、プラスチック、発電の燃料のもとになるので、ねだんが上がると暮らしのいろいろなところにひびきます。政府は今、レギュラーガソリンが1リットル170円近くになるように補助金を出しています。遠い国のできごとが、近所のガソリンスタンドの数字につながっていると考えると、世界はつながっているんだなと感じられますね。