2026年のノーベル化学賞が、10月7日に発表されました。選ばれたのは、東京理科大学名誉教授の硤合憲三さんと、フランスのアンリ・カガンさんの2人です。硤合さんは1950年に広島県で生まれました。
物をつくる小さなつぶ「分子」には、右手と左手のように、鏡にうつしたような2つの形を持つものがあります。ふしぎなことに、生き物の体は、そのうち片方の形だけを使っています。なぜ片方だけなのかは、長い間のなぞでした。
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ケイザイくん:「右手と左手は同じ形に見えるけど、ぴったり重ならないよね。分子にも、そんな「右」と「左」があるんだ!」
硤合さんは、片方の形の分子が、自分と同じ形の分子をどんどん増やしていく反応を見つけました。「ソアイ反応」とよばれています。カガンさんの発見とあわせて、片方の形が自然に増えていくしくみの説明につながりました。
薬では、右と左の片方だけが効き目を持つことが多いので、薬づくりにも大切な研究です。日本の研究者の化学賞は、2025年の北川進さんに続いて2年連続です。
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ケイザイくん:「生き物がどうやって生まれたのか、というなぞにもつながる研究なんだって。わくわくするね!」