2026年のノーベル生理学・医学賞が、10月5日にスウェーデンで発表されました。選ばれたのは、アメリカのカール・ダイセロスさん、ドイツのペーター・ヘーゲマンさんとゲオルク・ナーゲルさんの3人です。
ヒントになったのは、池などにすむ「クラミドモナス」という小さな緑色の藻です。この藻は「チャネルロドプシン」というたんぱく質を持っています。青い光が当たると扉のように開き、細胞の中に電気をおびたつぶが流れこみます。
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ケイザイくん:「光を当てると「オン」になるスイッチを、細胞にとりつけるイメージだよ!」
このしくみを脳の神経細胞に組みこむと、光で細胞をはたらかせることができます。これを「光遺伝学」といいます。記憶や行動、気持ちが、脳のどんなつながりから生まれるのかを調べるのに、世界中で使われています。
目が見えにくくなった人の見え方を取りもどすための研究にも使われはじめています。1987年にノーベル賞を受けた日本の利根川進さんも、この方法を使って記憶の研究で成果を上げていました。
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ケイザイくん:「小さな藻の「なぜ?」を調べつづけたことが、大発見につながったんだね。」