8月30日、ベルーナドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの試合で、埼玉西武ライオンズの栗山巧選手(42)の引退試合が行われました。「6番・DH」で出場した栗山選手は、8回2アウトから回ってきた現役最後の打席で、センター前へヒットを打ちました。通算2152本目の安打です。
栗山選手はプロ野球選手として25年間、ほかのチームにうつることなく、ずっとライオンズでプレーしました。2152安打は、ライオンズの選手としてはいちばん多い記録です。試合のあとには引退セレモニーが開かれ、子どものころからの映像が流され、仲間の選手たちから花束がおくられました。
ひとつのチームで25年間働き続けるのは、かんたんなことではありません。けががあっても、調子が上がらない時期があっても、練習を積み重ねてきたからこその数字です。2152本という数は、1年に100本打っても21年かかる数です。
プロ野球のチームは、試合のチケットやグッズ、放送などで成り立つ「仕事」でもあります。長く活躍した選手がいると、ファンがふえ、球場のある町もにぎわいます。好きなことを続ける力のすごさを感じさせる一日になりました。