兵庫県の神戸市が、市民に食べものを配る「フードサポートこうべ」という取り組みを行いました。4月から6月にかけて、市内9つの会場で合わせて13回。来た人は約4万人にのぼりました。
配られたのは、お米やレトルト食品などを入れたトートバッグ1袋で、重さは約6キロ。1人につき1袋、1つの家庭で最大3袋まで受け取れました。市は1日5000人分を用意し、収入による制限も予約もいらないしくみにしました。
市のねらいは、助けが必要な人と出会うことです。担当の課長は、暮らしに困る人は増えているのに役所の窓口にはなかなか来てもらえない、食べものを配ることで接点を持ちたい、という思いを語っています。
食べもののねだんが上がり続けるなかで、こうした取り組みを始める自治体が出てきています。ニュースの数字の向こうには、毎日のごはんを心配している人がいます。身近な町でどんな助け合いができるか、考えるきっかけになりそうです。