アメリカの大きな通販会社アマゾンが、8月21日に自分たちで作っている機械のねだんを上げました。声で話しかけて使うスマートスピーカー「エコードット」は、49.99ドルから79.99ドルになりました。約6割の値上げです。本を読む機械「キンドル ペーパーホワイト」も159.99ドルから199.99ドルへ、25%上がっています。
アマゾンの説明では、理由は「メモリーと記憶装置の部品のねだんが大きく上がったこと」です。メモリーは、機械が考えごとをするときに使う「作業づくえ」のような部品です。このメモリー(DRAM)のねだんは、2026年1〜3月に前の3か月より90%も上がったという調べがあります。
この値上げはアメリカ国内が対象で、報せがあった時点では日本のアマゾンのねだんは変わっていません。ただ、調査会社のガートナーは、2026年の終わりまでにパソコンの売りねが17%、スマートフォンが13%押し上げられるとみています。
遠いところで起きているように見えるAIのブームが、家にあるスピーカーや電子書籍リーダーのねだんまで動かしています。部品を作る工場が増えれば、ねだんは落ち着いていくとも言われます。ニュースをつなげて読むと、ねだんが動くしくみが見えてきます。