中国の北京で、人の形をしたロボットだけが出場する「世界人型ロボット運動会」が開かれています。8月26日まで続き、2000台をこえるロボットが51の種目に出ています。会場は、2022年の冬のオリンピックでスピードスケートに使われた建物です。
注目を集めたのが100メートル走です。8月22日にあった大型ロボットの予選で、中国製のロボットが9.32秒で走りました。2位のロボットも9.47秒。人の100メートルの世界記録は、ウサイン・ボルト選手の9.58秒です。ロボットのタイムがこれを上回りました。
ロボットのタイムは、去年にくらべて半分以下にちぢまりました。大会には日本やアメリカもふくめて16の国と地域が参加しています。ただ、今の競争は速さだけではありません。家の中の仕事や、飲食店の仕事をきちんとこなせるかどうかに、関心が移ってきています。
働く人が足りない職場は、日本にもたくさんあります。ロボットが手伝ってくれれば、助かる場面は多いはずです。そのぶん、人はどんな仕事をするのがよいのか。記録のニュースは、そんなことを考えるきっかけにもなりそうです。