運転手がいなくても走る「自動運転タクシー」を走らせているアメリカの会社ウェイモが、自分たちのクルマのためだけに作った専用のチップを明らかにしました。台湾のTSMCという会社の5ナノメートルという細かい技術で作られています。
自動運転のクルマは、まわりを見るためにたくさんのカメラをつけています。ウェイモの車は13台の高画質カメラの映像を同時に処理します。新しいチップは機械学習の計算を1秒に1000兆回以上こなせる力があり、その映像をすぐに判断につなげます。
注目したいのは、1台のクルマに同じチップを2つ積んでいることです。片方がこわれても、もう片方が役目を引きつげば、乗っている人を安全に運びつづけられます。飛行機などでも使われている「予備を持っておく」という考えかたです。
会社は8月23日から開かれる「ホットチップス」という技術の発表会で、くわしい話をする予定です。日本でも自動運転の実験が各地で進んでいます。バスやタクシーの運転手が足りない地域を助ける技術として、これからも目が離せません。