8月22日、兵庫県の甲子園球場で、第108回全国高等学校野球選手権大会の決勝が行われました。和歌山の智辯和歌山が、群馬の健大高崎に4対3で勝ちました。智辯和歌山の夏の優勝は2021年いらい5年ぶりで、4回目になります。
試合は最後まで分からない展開でした。まず2回に智辯和歌山が2点を先に取ります。健大高崎は5回に1点返し、8回には2点ホームランが出て3対2と逆転しました。ところが、そのウラに智辯和歌山がスクイズなどで2点を取り返し、4対3としました。8回だけで両チーム合わせて4点が入り、リードが2回入れかわったのです。
甲子園のような大きな大会には、経済の面でもはたらきがあります。全国から応援の人が集まるので、電車やバス、宿、球場周りのお店がにぎわいます。テレビやインターネットで見る人も多く、出場した学校のある地域にも元気が広がります。
けれども、いちばんの見どころは選手たちのプレーです。逆転されてもあきらめずに取り返した力も、初めての決勝までのぼりつめた力も、どちらもみごとでした。勝ち負けのむこうにある「ここまでやってきた時間」に目を向けると、スポーツはもっとおもしろくなります。