8月18日の債券市場で、長期金利のめやすとなる新発10年物国債の利まわりが、一時2.945%まで上がりました。前の日より0.025%高く、1996年9月以来、約30年ぶりの高い水準です。
金利が上がった背景には、いくつかの理由があります。中東の情勢が落ち着かず原油のねだんが上がったこと、そこから物価がもっと上がるのではという見方が広がったこと、そして日本銀行が近いうちに金利を上げるのではという予想です。国のお金のやりくりを心配する声もありました。
金利の上昇は株にもひびきました。同じ18日の東京株式市場で、日経平均株価は前の日より1759円52銭安い6万7460円73銭で取引を終えました。下がるのは6営業日ぶりです。TOPIX(東証株価指数)も1.05%下がって4140.22になりました。
長期金利は、家を買うときの住宅ローンや、会社がお金を借りるときの利子にもつながる大切な数字です。長いあいだ日本の金利はとても低い状態が続いてきました。これからどう動いていくのか、ゆっくり見ていきましょう。