食べ物の値段上げが続くなか、コンビニや大きなスーパーが「具なし」の麺の商品に力を入れています。チャーシューやたまごなどの具材を入れないぶん値段をおさえ、「安くておなかがいっぱいになる」ことを売りにする作戦です。
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ケイザイくん:「具をへらすと、材料費だけじゃなく、工場でならべる手間もへるんだ。だから、そのぶん値段を下げられるんだよ。」
ローソンは6月、具材の入っていない冷凍麺2種類を発売しました。値段は1つ297円で、具材の入った同じシリーズより2割以上安い設定です。先に売り出していたスープの味だけで勝負するカップ麺は、シリーズ合わせて500万食以上売れる大ヒットになりました。
イオンは去年4月から、キャベツや豚肉を入れないかわりに麺の量をふつうの3倍以上にした焼きそばを、約320円で売っています。はじめは関東を中心とした地域だけでしたが、計画の10倍という売れ方をしたため全国に広げました。7月には、つゆのカップや薬味をつけずにそばの量を2倍にした商品も売り出しました。
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ケイザイくん:「値段が上がると、買う人は『本当にほしいのは何か』を考えるようになる。この気持ちを生活防衛意識というよ。」
背景には、材料の値段や運ぶ費用、働く人の給料が上がっていることがあります。買う人の「安くすませたい」という気持ちに、店が商品のつくり方をかえてこたえた形です。具を家にあるもので足せば、自分の好きな一品にもできそうです。