日本時間の9月3日、アメリカから大きなニュースが伝わりました。ニューヨーク市のマムダニ市長が現地の2日、市の公立学校で、子どもが生成AIを使うことを約1年間、原則として禁止すると発表したのです。対象は就学前の2歳児から8年生までで、約60万人がふくまれます。
市は、パソコンやタブレットの画面を見る時間のめやすも決めました。3年生から5年生は1日30分まで、6年生から8年生は1日45分までです。ただし全部がだめなわけではありません。先生が授業をつくるために使うことや、障がいのある子を助けるための利用などは、例外としてみとめられます。
高校生は、いっせいに禁止する対象にはなりません。かわりに年2回、45分かけてAIについて考える授業を行います。市長は、子どもが育つには友だちや先生とのつながりや、自分で難しい問題にとりくむことが必要だ、という考えを示しました。
日本の学校でも、1人1台のタブレットが当たり前になり、AIをどう使うかが話し合われています。便利な道具を「使う・使わない」の2つだけで決めるのではなく、いつ・どこまで使うと力がのびるのか。世界中の大人が今、その答えをさがしているところです。